2016年9月26日月曜日

ニューシネマパラダイス 完全オリジナル版(DVD)

1989年イタリア作品

またも観ていない名作をようやく観ました。
ジャケットも知っているし、音楽も超有名です。
そんな映画だけど、ストーリーは全然知りませんでしたが、
今回は完全オリジナル版(ディレクターズカット版)(170分)を観ました。
(通常版はレンタルに無かったので・・)


舞台はシチリア、父が戦争が終わっても帰って来ないという
映画好きな少年が主人公。
映画技師のおじさん(アルフレード)が父親代わりのような存在になり
映画館とともに過ごす。

悪ガキの少年期から青年期、そして中年へ
主人公が3人演じるので珍しく感じました。

時代設定が基本的に古く、
全般的に懐古的で郷愁的な雰囲気が漂う。
前半は少年のあどけなさやいたずらが目立ち、
どのように映画と関わっていくのかと思っていると、
青年期から恋愛が中心になり、故郷を離れ
中年期はお世話になったアルフレードが亡くなり
30年ぶりに故郷に帰る。

今の時代と違い、テレビも無い時代、映画という動画の娯楽を
大勢の人が集まって楽しむという文化を感じる事ができ、そういうのも面白いが、
見どころはストーリーですね。
主人公の成長、恩師のアルフレードとの関わり、
恋人との出会いと別れ、再開。
母親との別れと再会。
ひとつひとつの出来事に味わいがあり、長時間映画ですが、
思ったほど長いとは感じませんでした。
それとやはりエンニオモリコーネの音楽が秀逸です。
しかし、同じ曲が多くかかり過ぎている感じも否めません・・

舞台が戦後1950年頃~1980年頃ということで、
観る人によって感じる事も違うと思いますが、観てよかったです。

今回は完全オリジナル版を観ましたが、ネットのレビューを見ると、
通常版との印象が結構違うような気がします。

初めて見るには通常版の方が良かったかなとも思いました。

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