またも観ていない名作をようやく観ました。
ジャケットも知っているし、音楽も超有名です。
そんな映画だけど、ストーリーは全然知りませんでしたが、
今回は完全オリジナル版(ディレクターズカット版)(170分)を観ました。
(通常版はレンタルに無かったので・・)
舞台はシチリア、父が戦争が終わっても帰って来ないという
映画好きな少年が主人公。
映画技師のおじさん(アルフレード)が父親代わりのような存在になり
映画館とともに過ごす。
悪ガキの少年期から青年期、そして中年へ
主人公が3人演じるので珍しく感じました。
時代設定が基本的に古く、
全般的に懐古的で郷愁的な雰囲気が漂う。
前半は少年のあどけなさやいたずらが目立ち、
どのように映画と関わっていくのかと思っていると、
青年期から恋愛が中心になり、故郷を離れ
中年期はお世話になったアルフレードが亡くなり
30年ぶりに故郷に帰る。
今の時代と違い、テレビも無い時代、映画という動画の娯楽を
大勢の人が集まって楽しむという文化を感じる事ができ、そういうのも面白いが、
見どころはストーリーですね。
主人公の成長、恩師のアルフレードとの関わり、
恋人との出会いと別れ、再開。
母親との別れと再会。
ひとつひとつの出来事に味わいがあり、長時間映画ですが、
思ったほど長いとは感じませんでした。
それとやはりエンニオモリコーネの音楽が秀逸です。
しかし、同じ曲が多くかかり過ぎている感じも否めません・・
舞台が戦後1950年頃~1980年頃ということで、
観る人によって感じる事も違うと思いますが、観てよかったです。
今回は完全オリジナル版を観ましたが、ネットのレビューを見ると、
通常版との印象が結構違うような気がします。
初めて見るには通常版の方が良かったかなとも思いました。
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