2015年7月12日日曜日

無頼伝 涯


















福本伸行著 「無頼伝 涯」を読んだ。
カイジの著者の漫画だが、これはギャンブルとは関係ない。
犯罪を犯した者が“人間学園”といわれる収容所に詰め込まれ、人間とは何か問うストーリーになっている。
中でも終盤に行われる犯罪者同士の会話の中で、平凡な生活で十分平和なのにもかかわらず、なぜ、精神は満たされないかという会話が印象に残る。
本の中では夢や希望が邪魔をしているという解釈だが、著者がそのまま訴えているようには思えない。
そこからもっと深く読み解くことも必要だとは思う。
全4巻。

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