2015年3月19日木曜日

論語 其の13

朝(あした)に道を聞けば、夕べに死すとも可なり。



「朝、人生の奥義を聞けたなら、その日の夕方に死んだって悔いは無いよ」
佐久協著「論語のことばセレクト119」より

著者解説(抜粋)
道とは世の中の道理、人生の目的、孔子の理想は仁徳政治の実現だったから、
そうした政治が行われると聞いたなら、自らの足で出かけて行く。確かに行われていると
納得できたなら、もうその日の夕方に死んだって満足との意味だろう。
目標成就を確認できたなら死んでもいいということ、
自らの願望を立て、日々精進して成就を目指す。



コメント

佐久協さんの訳だけです。
「道」を目的や願望と解釈しておられ、達成する事の重要性を表していると思います。
もう少し違う観点で見れば、「道」を「悟り」とも解釈できると思います。
どのような解釈にしても、人は何かを成す為に生まれ生きている。
またそのように生きていくのは尊いと思います。

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