君子は義に喩り、小人は利に喩る。
「君子は物事の筋である“義”がわかっている。小人は損得がわかっている。」
斎藤孝著「声に出して読みたい論語」より
「リーダーを目指す者は、正義を中心にした生活をしてもらいたいものだ。
小物はもっぱら利益中心で生活しがちなものだから。」
佐久協著「論語のことばセレクト119」より
コメント
今回は、斎藤孝さんと佐久協さんの二人の訳を掲載してみました。
解説によると斎藤さんのほうは、小人は利益の為ならごまかしてでも利を得ようとすると例えてア事態が悪くなると例えています。
一方佐久さんは金儲けを全否定しているわけではなく、
孔子が否定した金儲けは「金儲けの為の金儲け」だといいます。
目的がしっかりとし、道徳的であるならば、利益優先ではなく、やむを得ない場合は損を取る勇気も必要だと私は思います。
これまたいつの時代も同じだなと感じるのであります。
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