2015年1月30日金曜日

論語 其の一

子曰く、
学びて時にこれを習う、亦た(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。
人知らずしてうらみず、亦た君子ならずや。



先生が言われた。
「学んだことを適当な時期におさらいするのは理解が深まりいいものだ。
友達が遠方よりたずねてくるのはいかにも楽しいことだ。
人が理解してくれなくても気にしない。いかにも君子だね」

斎藤孝著 「声に出して読みたい論語」より


感想

最初に読んだ時は、特別なにかを気付くような言葉とは思えなかったのだけど、
斎藤孝さんの解説で奥深さがわかります。
できなかったことが出来るようになったり、解ったりすることで得られる充足。
同じように道を求める友人とたまに会い、思いを語らうこと。
「誰にでも実行できる人の道を歩むことを孔子はもっとも尊いものとした」
とありますが、これらができるようになれるようにしたいと思うのあります。

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