2015年1月31日土曜日

論語 其の二

巧言令色、鮮し仁(こうげんれいしょく、すくなしじん)

2015年1月30日金曜日

論語 其の一

子曰く、
学びて時にこれを習う、亦た(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。
人知らずしてうらみず、亦た君子ならずや。


2015年1月29日木曜日

声に出して読みたい論語

始めて「論語」に手を出してみた。

論語は孔子が弟子たちに語り掛けた言葉を、孔子没後に様々な人によって編纂されたものです。
しかし、日本には三、四世紀ごろに伝わり江戸時代ぐらいまでは国民の道徳的書物として
大きく影響を及ぼしたものでした。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」など現代でもいくつも故事成語として活用されているものも多くあります。

腰痛

約10日ほど前から腰が痛い

2015年1月22日木曜日

世に棲む日々 第四巻

最終巻。
三巻に引き続き高杉晋作の活躍の場面と死去まで描かれています。

2015年1月15日木曜日

体力

一応今の仕事は肉体労働ということになるだろう。

最近測って無いけど一日7000~10000歩は歩いているだろうし、
重い物も軽いものも運ぶし、忙し日はクタクタになる。

痩せているほうなので、ダイエットする必要も無い。
これだけ体を動かしていれば普段は別に運動とか筋トレとかしなくてもいいだろうと思っていたけど、12月からスクワットとか腕立て伏せとかするとけっこうしんどい・・

使う筋肉が違うんだろうなと思ったけど、それほど筋肉を使う仕事では無いんだろうという結論。
あと、年齢的に筋肉が衰えていることも実感ですね。
食も大切だけど、同じくらい運動も大切な気がするのです。

2015年1月11日日曜日

世に棲む日々 三巻

「世に棲む日々」も後半に入り、松陰亡き後の高杉晋作にスポットが当たりだす。
ここからは本当に知らないことだらけで、実にめまぐるしく情勢が動く。
とても今の日本では考えられないような、日本の中の藩(長州)が他国と争い、
はたまた、幕府からも攻められるという大荒れな流れ。

しかし、面白味があるのは、攘夷攘夷といっていた思想がイギリスや上海の状況を目の当たりすると、
一気に開国論に変わるという様。
井の中の蛙だという事が当時の日本人には当然ながらわからなかったのだろう。

高杉晋作とは何と不思議な男だ。
最も印象に残ったのは日本の一部がイギリスの植民地になるのを水際で防いだのは高杉晋作だったということだ。
たった一冊で様々な事が起きまくり、濃厚な一巻だった。

個人的に井上聞多が非常にカッコイイ。

世に棲む日々(3)

2015年1月7日水曜日

花燃ゆ

遅くなりましたが、今年のNHK大河ドラマの事を。

1/4(日)から今年の大河ドラマ「花燃ゆ」が始まりました。
尊敬する吉田松陰の妹の文が主人公であり、当然ながら吉田松陰は大きく関わってきます。
松陰は死罪となるので、おそらく中盤までとなるでしょう。

松陰や文の幼少から始まり、後に文と結婚する久坂玄瑞、小田村伊之助も登場。
松陰が脱藩して東北遊学する前ぐらいで第一回は終わりました。

配役は吉田松陰を伊勢谷友介(龍馬伝の時は高杉晋作を演じていた)
小田村伊之助はあの(笑)仁先生ってのも面白い。

松陰の小説を読んだ者としては、人物の描き方が少し希薄で残念な部分はありますが、
あくまで松陰が主人公では無く、女性の視点で描かれていて、
脚本家も少しホームドラマっぽく作っているとのことなので仕方ないんでしょうね。

しかし、肝心の孟子の言葉や松陰や伊之助の志の伝え方はなかなか良く面白い。

プロデューサーは龍馬伝と同じ土屋勝裕、
語りはなんとシャアアズナブルの池田秀一。
池田さんはアニメ好きにはかなり期待度が高いようです(笑)
いやでも本当に「語り」は聞き取りやすくて良い感じでした。

昨年の官兵衛も良かったですが、今年も期待できます。
松陰が生きているうちは、まさにカリスマのストーリーがありますが、
死んだ後はいよいよ明治維新までの波乱が続くと思いますが、どう面白く(一般受けも考えて)描くのかが今から楽しみです。



2015年1月6日火曜日

初詣と今年のこと

乙(きのと・おつ)
地中に蒔かれた種は、土の成分や雨などの水分により
徐々にふくらみを増し、遂には表皮が裂け、新たな芽をだします。
やがて上に伸びゆき、地中をうごめきながら地表に出ようとします。
しかし、若く弱い芽は自らの思いどおりに伸びません。
地中の圧力によって、右往左往しつつ動くのです。
その行動自体が乙であり、念願を達成するまでの努力を絶対に怠ってはいけないことを示しています。
力強い実行ある者のみが成功を収めることになり、絶えず動くことが必要なのです。
休んではいけません。精神的につらいこともありますが、目標達成のために大きな試練と捉えるべきです。


未(ひつじ・み)
未の時間は午後一時から三時。
太陽光が西にかげり始める時で、季節なら立秋を過ぎた頃。
一日におおきな影を残すようになり、周囲も少しずつ暗さを増してきます。
樹が大きくなってくれば枝も葉も大いに繁ってきて、太陽光が遮られ、足元は暗くなります。
それは邪が大きくなることを意味するので、余計なものを思い切って取り除くことを教えているのです。
煩わしい問題や難問も明るくすれば答えは判明します。従ってジメジメした考えや、
はっきりしない行動は将来に弊害を及ぼす事になります。
方位は南を西であり、秋の夕暮前に至れば車両運転中にライトをつけようか悩む時がありますが、迷ったら明るくすることで、大きな災害から身を守ることにもなるのです。
裏鬼門とも言い、一日の終わりに近づく頃から万物に感謝を捧げることも大事。
自らの心も常に明かりを保つように努力してください。


2015年1月1日木曜日

生きるための26のこと (七田眞 著)

2015年 明けましておめでとうございます。

昨年は内容が濃かったのか薄かったのはわかりませんが、
結果としては様々な経験ができ、新たに思考することができた一年だったと思います。
本厄の年でしたが、無事怪我や病気などなく過ごせた事に感謝いたします。

さて、年が明けて元日ぐらいはゆっくりしようと思い、特に何も予定は立てていなかったのですが、
昨年秋ごろからの読書欲というか知欲がうまく満たされておらず、
途中やめになっていた本を一冊読もうと今朝から読みました。

「生きるための26のこと」

この本は七田眞さんという教育者の著書ですが、本人は2009年にお亡くなりになられ息子さんの七田厚さん監修、
本田健さん解説で過去の著書や対談などの引用を用いて編集されていますが七田眞さんの遺作という位置づけのようです。

この本は2014年の夏に発行されていて、立ち読みしてみたところ妙に気に掛かり、購入にしてみました。
昨年は特に人生の指標なるものを求めていた時期かもしれませんが、
この本には何やら自分にとっては知らない分野の事、
また日本人にとっては忘れている大切な事がダイジェスト的にまとめているように思い、
登場する書物や人物は興味があるものや人物が多く惹かれたのです。
中国古典(四書五経)、孔子、孟子、新渡戸稲造、福沢諭吉、吉田松陰、安岡正篤、マーフィー、宮沢賢治、最澄など

昨年後半は自分がいかに無学であるかという事を感じたのもあるのですが、
この本には「人間学」というものが基幹としてあるのです。

そして志、運命、天命の事など、前半ではとにかく人間は勉学に励んで学問修養することの大切さが書かれており、
後半は成功哲学のこと、愛と仁、感謝の事、そして七田眞さんは教育者だったので、明治以降の教育の事もかかれていて、
自由化、個性化を優先することにより、教育が駄目になることなど憂いています。

秋から勉強している吉田松陰や四書五経なども参考に多く登場していて大変読みやすかったと思います。

静かな元日ですが、この本を読めた事は大変有意義であり、今年の指標ができた気がします。

やはりまずは修養が必要です。